今週のILTV イスラエルニュースより
2021年5月2日付のILTV Israel Newsでは、前週起こったメロン山での悲劇的な群衆殺到事故
を追悼し、こうした状況に対する、群衆コントロール専門家の手引きを紹介していました。
1しっかりと両足で立ってふんばってください。
バランスをとるために、足をずらして安定した足場を維持するようにしてください。
ボクサーのように腕を上げて、あなたと、隣の人との間に隔たりを作ります。
こうすることにより、あなたの心臓とあなたの肺が、圧迫されるのを守ります。
P.S. 誰かが転倒したり、助けを求めて手を伸ばしたりしているのを見かけたら、彼らを、両足で立たせ、ふんばることが出来るよう、手伝ってください。
2 転倒して、すぐに起き上がれない場合は、少なくともお腹や背中を下に、しないようにしてください。
胃腸など内臓と、頭を保護するために、体の側面が地面にいくよう体を回し、できるだけ早く起き上がるか、助けを求めて手を伸ばしてください。
可能であれば、クラウドサーフィン(上に持ち上げてもらい、人々に支えてもらって、人々の頭上を移動させてもらうこと)をお願いしてください。
3 流れに乗ってください。
エネルギーを節約し、足の流れに合わせて移動するようにしてください。
人と人の間にできる、ちょっとした間隔を利用して、斜めやジグザグに、移動することもできます。
何かを落としても、それは忘れてください。
4 パニックせず、警戒を怠らないでください。
手のジェスチャーとアイコンタクトで他の人に合図し、わざわざ怒鳴らないでください。
残念ながら、この状況では聞こえない可能性が高いです。
さらに悪いことに、怒鳴ったりパニックを起こしすぎたりすると、酸素欠乏により、
気を失って倒れてしまう危険があります。 そうなると、1にあるように、両足で立ってふんばっていることが出来なくなります。
5 別の出口へのルート、または最寄りの安全なスペースを探してください。
通常は最寄りの出口に向かうのが最善ですが、全員が同時にそれを行っている場合は、安全ではありません。
ですから、遠くても、別の出口を検討し、出口がない場合は、群衆の中心から離れる方向へと、ジグザグパターンで、縫うように進み、群衆とは分かたれて、安全に隠れることが出来る、固定された建造物目指して進むよう、最善を尽くしてください。